タンゴの曲には多くの名曲があります。
La Cumparsita
一番有名なのは “La Cumparsita” ラ・クンパルシータでしょう。
このクンパルシータ、1917年に制作されたので今年で生誕100年!
これからも受け継がれていくのでしょう。
世界の音楽雑誌 “ラティーナ “中で西村秀人さんがクンパルシータの歴史を書いてます。
*西村秀人さんは大学教授でアルゼンチン・タンゴ&ラテンアメリカ音楽研究家です。
家に一度お邪魔しましたが、20畳ぐらいの部屋壁一面に収まりきれないほどのタンゴのレコード蒐集家であり、貴重な資料も見せてもらいました。
まずクンパルシータの意味は “comparsa” という カーニバルの行列を意味する言葉に “小さな” とかの意味の縮小辞系がついたのをイタリア訛りにしたものとのこと。
また、作曲者のマスト・ロドリゲスはその曲をは50ペソと楽譜30枚で売り、その50ペソを競馬で一獲千金を目指し全額かけ、そして……
ちょっとした裏話を聞けるとその曲がより身近に感じますね。
動画
クンパルシータを最初に録音したのは制作と同じく1917年に録音した楽団は “Roberto Firpo” これがyoutubeで聞けます
100年前にタイムスリップ!