前回号でお知らせしました、アルゼンチンの大統領選挙は、11月22日に決選投票となりました。
与党ダニエル・シオリと野党 マウリシオ・マクリの一騎撃ちはどちらに軍配が上がるのでしょうか?
その鍵は、第三位になったセルヒオ・マサの票が、どちらに流れるかということにかかっているように思われます。
政策面でいけば、同じペロン党でもダニエルの政策に反対していたセルヒオの票は、マウリシオに流れるような気がします。
けれど政策に相違が有っても、同じペロン党を支援するという有権者が多ければ、ダニエルに票が流れるような気もします。
ともあれ今月の22日の決選投票に結果により、次の大統領が決定します。
ブエノスアイレスのミロンガの事情!
さて、今回のテーマはブエノスアイレスのミロンガの事情!
Solo y Solaと呼ばれるミロンガは、カベセオ(視線)で誘うミロンガのことを言います。
その代表的な存在は日曜日開催のセントロ(中心街)にあるエル・ベッソです。
このミロンガは私が10年間通い続けている唯一のミロンガです。
場所は、Riobamba416で、時間は、夜10時から午前2から3時くらい(終了時間は、お客さんの状況で多少前後します。)までやっています。
場所があまり広くないこともあり、深いアブラッソ(抱擁)でおどる人が圧倒的に多いミロンガです。
このミロンガの特徴は、表題にも書いたとおりSolo y Sola、つまり一人(男性)と一人(女性)ということで、男性の席と女性の席が、分かれていることです。
ですからこの席に座る人は、カベセオで誘って踊るために、このミロンガに来ています。
私のように一人でミロンガに行くことが多い場合は、こうしたスタイルのミロンガでは、見知らぬ女性でも誘って易いわけです(最初は、馴れるまで少しかかりましたが・・・)。
そして、通っているうちに、ミロンガを踊る女性、ワルツを踊る女性、そしてタンゴの場合、オルケスタによって誘う女性が決まってきたのです。
それは、女性との踊りの相性によるものだと思います。
踊り終わって席に戻ると、「あの娘、上手だよ」など情報交換。
その情報によって新しい女性を誘ったりもしています。
私にとってそこは、とても居心地のよい空間であり、週に一度の楽しみです。
皆様もブエノスにお越しの際は、一度覗いてみては?
因みにミロンガ前、夜8時からミロンゲーロスタイルのクラスが開催されています。
ブエノスより