[No.94] 2019年メトロポリターノ!

ブエノスアイレス ニュース
ブエノスアイレス・ニュース No.94 2019年5月22日

2019年メトロポリターノ!

大会の熱気が冷めやらないブエノスアイレスですが、気候は冬並みの冷え込みと
なっております。
さて、5月8日から19日の日程で行われました今年の大会(メトロポリター
ノ)について今回はご報告したいと思います。今年の予選は、ミロンガ会場で8回
行われました。年々回数が減少しているのは、大会予算が少なくなっているためと
思われます。そんな状況の中、予選には延べ1000組が参加したようです。

その中から各部門の優勝者は、

タンゴセニョール部門(50歳以上)

Julio Maldan y Andrea Fernandez Acerbi
決勝では貫禄と素晴らしい音楽性を披露されていました。終始笑顔で踊っていた姿
が印象的でした。

タンゴアダルト部門(50歳未満)

Ariel Taritolay y Ailin Rutchle
決勝常連のアリエルが、新しいパートナーを得て悲願の優勝を成し遂げました。

 

ミロンゲーロ デル ムンド部門(外国人、ブエノスアイレス市外の枠)

Juliano Andrade y Paula Emerick
今回初のブラジル人チャンピオン!エレガントな踊りでした。

 

ミロンガ部門

Ferando Jorge Silvia y Alexandra Baldaque
ミロンガ部門は、同点1位により2組だけでグランファイナルを実施するハプニン
グがありました。大御所のミロンゲーロ、フェルナンド ホルヘがミロンガの曲に
乗り、楽しそうにステップを踏む姿は感動的で、結果優勝者となりました。

 

ワルツ部門

Leonel Mendieta y Natalia Hassan

日本にもたくさんの生徒さんを持つレオネルとナタリアが高度なテクニックと存在
感を際立たせ、ワルツ部門1位、ミロンガ部門2位、アダルト部門で2位という成
績を残しました。以上優勝者のご紹介でした。

全般的に、近年の傾向通り、ずっしりと重みのある床に対する存在感のあるカッ
プルが選ばれたようです。

例年通り、日本人の参加者もこの厳しい大会で凌ぎを削っている姿見ることが出
来、自分もまた、参加したい思いに駆られました。

ブエノスより