一層秋が深まってきたブエノスですが、前回お話ししたパロ(ストライキ)が長引き、大学の授業は半分くらいが休講となっている状況下で、ようやく一通り(一週間分)の授業を受けることができましたので、今回は大学の話をします。
1年生のそれと比べ演劇やフォルクローレがなくなり、よりタンゴ(踊りと音楽)に特化した授業内容になっています。
はじめに一週間の授業日程をご紹介します。
月曜日
Escritura del movimiento(動作の記述)(講義)
Taller de practica y perfeccionamiento(練習と完成)(実技)
Ejercitación aplicada a la danza(踊りに適用するエクササイズ)(実技)
火曜日
Taller de practica(練習)(実技)
Teoria de la practica 2(練習の理論)(講義と実技)
Teoria y Tecnica 2(理論とテクニック)(講義)
水曜日
Practica y Esquemas 2(練習と設計)(実技)
Didactica aplicada a la Danza y Psico educativa(踊りに適用する教授方と教育的心理学)(講義)
Estilo 2(スタイル)(実技)
木曜日
Musica aplicada 2(音楽の適用)(講義)
Intrducción a la improvisación(即興への序章)(実技)
Tecnica de la mecanica 2(仕組みのテクニック)(講義と実技)
2が付いている科目は1年生の授業の延長であることを意味しています。
しかし、担当する先生は、変わったりしています。
次に一科目ずつ説明していくと長くて退屈な文章になりそうなので、今年の前期、後期に分けた大体の流れをご説明します。
前期の課題
前期の課題は歩きに重点が置かれています。
Taller de practica y perfeccionamiento (月曜日)
Ejercitación aplicada a la danza(月曜日)
Intrducción a la improvisación(木曜日)の授業は、科目名とは異なり、歩きを練習しています。
変わったところでは、 Teoria de la practica(火曜日)の授業では、ガンチョ、サカーダ、そしてバリーダのみを集中練習するそうです。
また科目名からは、想像できませんが、 Estilo(水曜日)では、ミロンガ(音楽)の踊り方を勉強します。
さらにインストラクターコースなので、教え方や心理学の授業が入ってきているのが興味を引くところです。
後期の課題
後期は、講義形式の科目では、自分達で課題を設定し、グループでまとめ発表するワークショップを実施という内容が多いです。
また、実技の科目では、即興に重点を置き曲を踊るための練習になる予定です。
前期、後期ともに期末には、試験があるので、しっかり勉強したいと思います。
今年も全科目合格できるといいのですが…
ブエノスより