今年もフェスティバル、そして、世界大会が盛大に開催されました。
まず、フェスティバルについてご報告します。昨年より会場が分散し、Usina del Arte周辺(ボカ地区の会場)は、本会上のUshina del Arteとその向かいの建物で、アルゼンチンの映画についての博物館のみとなっていました。
去年は、このボカ地区にいくつかの会場があり、観客は、歩いて会場を行き来できました。
今年はその他の会場は、コロン劇場(サン・ニコラス地区)、25 de Mayo劇場(ビシャ ウルキサ地区)、ピスタ・ウルバナ(サン・テルモ地区)などがあり、まさにブエノスアイレス市内に分散した形になっていました。
本会場のUsina del Arteでは、例年と同じくコンサート開かれ、またタンゴ用品(タンゴ用のドレス、タンゴシューズ、CD等の)ショップが入り、訪れる人が、お気に入りのタンゴを聴いたり、思い思いのものを買い求めたりしていました。
そして、本会場の目の前の高速道路の下が、なんと特設のミロンガ会場となっていました。たくさんのタンゴ愛好家の方々が、踊っていました。
今年の予選は、レベルがさらに高くなっているようでした
世界大会の予選、準決勝もこの本会場で行われ、たくさんのギャラリーが観戦し、応援していました。
今年の予選は、レベルがさらに高くなっているようでした。
特にヒーロ(回転)のテクニックが向上しているようでした。
準決勝に進んだカップルとそうでないカップルとの間には、音楽性という観点で、評価に差が付いたような気がします。
Luna Park(ルナ・パルク)で行われた決勝に残ったカップルは、どのカップルも甲乙つけがたい踊りをしていました。
その中で頂点に立ったのは、ピスタ部門、Jonhatan Saavedra y Clarisa Aragon (ジョナサン サアベドラ&クラリサ アラゴン)ペア(アルゼンチン、コルドバ州出身)とステージ部門、Ezequiel Jesús Lopez y Camila Alegre (エセキエル へスース ロペス&カミーラ アレグレ)ペア(ブエノスアイレス州出身)ということでした。
心から祝福したいと思います。
ブエノスアイレスは今、フェスティバルと世界大会が終わり、ようやく落ち着きを取り戻しつつあります。
世界大会のビデオは、Youtubeに上がっていますので、お楽しみください。
www.youtube.comから「mundial de tango 2015」や「festivalymundial 2015」で検索してお楽しみください。
ブエノスより