毎月第1金曜日(場合によっては第2金曜日)の21時から、私が通っているタンゴ大学では、ミロンガパーティーが行われます。
入場料は、無料ですが、くじを販売し、その収益を寄付しています。
今回は、このミロンガパーティーについてご紹介したいと思います。
大学のミロンガパーティー
運営はすべて3年生の生徒にまかされます。
そうです、これもタンゴ教育の一部というわけです。
オーガナイザー、司会、当日の会場設置、音響、もちろんDJも担当します。
また、外部への広告や毎回ライブやデモが行われますが、その交渉と手配もすべて3年生によって行われます。
これによりミロンガの運営がどういうものかを体験できるというわけです。
8月までのミロンガは、まだ、外が寒かったため、食堂で行われていました。
でも食堂は、入場者数に比べ狭く、踊るスペースも混雑していました。
しかし、9月(9日に行われたのですが)のミロンガは、暖かくなってきた気候とお天気に恵まれたので、校庭で行われました。
バスケットコートが2面丸々入る大きさの校庭は、広々として入場者数を感じさせないくらいゆったりとしたスペースでミロンガを楽しむことができました。
踊るスペースのまわりには、テーブルと椅子が配置され、テーブルの上にはキャンドルの炎が揺らめいていました。
ミロンガ自体は、午前2時ごろまで行われましたが、途中デキシーとジャズのライブ演奏があり、三年生に在学中の黒人女性が、自慢の喉を披露しました。
また、その後は、若手の先生のカップルの踊りのデモがありました。
そして、くじによる抽選が行われ、タンゴシューズやタンゴの衣装が、賞品として当選者の手元に届けられていきました。
いつもは毎週日曜日にエルベソで、スペースを気にしながら踊っている私も、ここでは広々としたところで体を思い切り使った踊りを楽しむことができました。
来月の第1金曜日も天気に恵まれて野外でできることを祈っています。
ブエノスより