- ブエノスアイレス・ニュース 2019年11月3日
ようやく大統領選が終わり、新大統領の誕生となることが決まったブエノスアイレスです。
さて、今回は、以前からお約束しておりましたパリージャについてのお話です。なぜ今なのかというと、この度パリージャ用の設備(パリージャ機と読んでいますが、本当の名前は違います)を購入し、ようやくそれが我が家に届いたからです。さらに屋上の雨漏りを直すために防水ペンキを施し、現在は綺麗なので写真を撮るに耐える状態だからです。
パリージャは、日本でいうとバーベキューに近いのですが、バーベキューソースは付けません。炭火を起こし、パリージャ用の粒の大きい塩を肉全体に振り、じっくり(1時間半くらい)焼きます。肉の種類には、ァサードと呼ばれるバラ肉、タパデァサード(ァサードの周りの肉)、バシオ(ァサードよりも少し後ろ足に近い部分)、チンチュリン(小腸)、リニョン(腎臓)等が一般的です。今回は親子3人なのでタパデァサードのみです。
炭に火をつけるには、新聞紙や割りばしが便利なのですが、日本と違い割りばしが手に入りにくいのが、残念。でも家にあった使用済みの割りばし4本と日経新聞(以前お泊りになった方から頂いた機内用新聞)で火を起こし炭がパリパリと音を立て始めたころ、肉をのせて焼きます。パリージャ機の横のハンドルを回すと、焼き網が上下する仕組みになっていて、火加減の調節ができます。
左の箱のような中で炭を起こします。
1時間半後家族3人でおいしく頂きました!
ブエノスより