3月に入り、ブエノスもようやく涼しくなってきました。
今から丁度一週間前になりますが、ブエノス近郊の町サラテというところで、タンゴフェスティバルが開催されました。
今日はここのレポートをします。
サラテ インターナショナル タンゴ フェスティバル
サラテは、ブエノスアイレスから高速バスで2時間(約100キロ)ほどのところにあります。
人口は、9,852万人(2010年)でブエノスアイレス州に135ある自治体のひとつ。
この町は数多くの有名なタンゴダンサーを世に送り出しているタンゴの盛んなところです。
出身者は日本でもお馴染みのダンサー、クリスチャン&ナオのクリスチャン、バネッサ、ダビ、そして、かつてルナデタンゴの主宰であったホセ&ラウラがいます。
今年でタンゴフェスティバルは第8回を数え、メイン会場(野外ステージ)では、タンゴ演奏やタンゴに関するトークショーなどが催されました。
半円状になった石段の観客席はなんと入場無料!
たくさんのタンゴファンが楽しんでました。
会場周辺では屋台や民芸品のお店が立ち並び、行き交う人の目とお腹を楽しませてくれます。
別の特設ミロンガ会場では、第4回タンゴ大会(コンペティション)が行われました。
今回私はそのコンペに参加。
2年ぶりの参加に胸が高鳴ります。
さて、このコンペにはカテゴリーが2つあります。
一つは40歳未満の人が参加する「タンゴ・アドゥルト」ともう一つが40歳以上が参加する「タンゴ・セニョール」です。
私の年齢はタンゴセニョールですが、今回のパートナーがタンゴアドゥルトの年齢ということでアドゥルト部門に出場しました。
参加者はタンゴアドゥルトが約30組、タンゴセニョールが10組くらい。
日本人の参加者は、もちろん私たち一組のみで、ほかに外国人はフランス人カップル一組。
ブエノスアイレスから参加しているカップルも結構多く、知っているカップルも参加!
この日は予選のみ。
翌日に決勝を行います。
まず、セニョール部門から行われました。
参加者が少ないので、1回(1ロンダ)で全員が踊ります。
競技ルールは、主催者が選んだ3曲のタンゴを踊るという一般的なものです。
次にアドゥルト部門で全部で5回(5ロンダ)行われました。
私たちは、その第3回(第3ロンダ)に出場。
曲目は
1、Buscandote(Orquesta Osvaldo Frezado)
2、El Puntazo(Orquesta Juan D’Arienzo)
3、Remenbranzas(Orquesta Osvaldo Pugliese)
と踊り易い選曲。
ただ2曲目のダリエンソは、ちょっと忙しかったです。
私にとって2年ぶりのコンペ出場ということもあり、踊れる嬉しさが体中から湧き上がり、曲に入り込み過ぎたと終わってから反省。
それでもパートナーが私の踊りに一生懸命ついて来てくれたことに感謝です。
結果は、残念ながら参加賞。
それでも、このサラテまで来て、タンゴを通じた友達も出来ましたし、なによりもここで踊れたことは、とても楽しい思い出になりました。
ここはブエノスアイレスの大会とは違い、こじんまりとしたアットホームな雰囲気がとても心地よかったです。
また、地方の大会に参加してみたいと思いました。
ブエノスより