タンゴを踊るには? グランマエストロ カルロス・リバローラからのメッセージ

マエストロからの伝言

先日までスタジオでクラスを行いました
グランマエストロ カルロス・リバローラ
GranMaestro Carlos Rivalora
彼がクラスで伝えていた言葉です。
この言葉はタンゴを踊る人にとって金言、
ぜひ ご一読を

マエストロ語録

□みなさん心の情熱はあります。しかし練習は足らない。
心のために練習してください。

□タンゴは楽しいものです。苦しいものにしないでください。
ショーでの感情表現はありますがタンゴは楽しいものです。
タンゴが苦しかったら何かが足りません。それは練習です。

□タンゴを教えてに来てません。伝えに来てます。

□タンゴは頭(知識)ではありません。心と身体の踊りです。だから練習が大事です。

□タンゴが固いのは違います。柔らかい、そして楽しいです。

□足、顔、手先、表現は全てコントロールした動きの中から生まれます。

□不安や照れは無くなります。どうしたら?たくさん練習したらです。

□タンゴは男性リードですが、女性が主役です。
女性が大事です。女性が踊れないとタンゴを魅せることができません。

□練習は大事です。練習してください。

マエストロありがとうございました。
和美先生もお疲れ様でした。そして、マエストロのマネージ
ありがとうございます。

タンゴのプロになるための新コース開設

次回は10月に来日予定です。

その時に新らたなコースを作ります。
このコースはリバローラ先生がタンゴのプロとして
30年以上世界で活躍してきた中、
培ってきたタンゴの踊る技術、
魅せる、知識、伝える、そして経験と知恵を学ぶ
プロになるためのタンゴコースになる予定です。
その内容はハードワーク! 皆さんお楽しみに

Carlos Rivalora(カルロス・リバローラ)

1983年、パリ、日本、そしてブロードウェーでのロングランをし
現代のタンゴブームを作った「Tango Argentino」オリジナルキャスト。

1984年より名曲「タンゲーラ」を作ったマリアーノ・モーレス、
ピアソラの意思を引き継ぐレオポルド・フェデリコ、そして
技巧ピアニスト ホセ・コランジェロなどのタンゴ楽団と共に来日、
日本全国をツアー。

映画「Tango Bar」、「ネイキッドタンゴ」などの出演。演出も手がける。
その中でも特筆なのは多くの受賞作品を作っているカルロス・サウラ監督映画「Tango」
アカデミ賞にノミネートされ、99年にはAmerican choreographic Awards(振付賞)受賞する。

舞台では「タンゴ キネシス」エネオノラ カッサノと共演し、
99年劇場に招待されアストル ピアソラの
タンゴオペラ「ブエノス アイレスのマリア」に出演、振付を担当。
喝采を浴びる。

このような活躍の中1990年からはアルゼンチン国立舞踏の振付師、
教師を務め世界の主要都市でタンゴの講師、講演活動も行う。
世界活躍するガブリエル・ミセーやジェラルディン・ロハスなど
多くのプロダンサーにタンゴを教授し現代タンゴの礎となっているGran Maestroである。


「タンゴ・アルヘンティーノ」パリ公演の一コマ
右奥がCarlos & Maria Rivalora